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2013/02/05


島根県奥出雲町が昨年夏に公園などに設置したダビデ像とビーナス像が、思わぬ問題を引き起こしていると、読売新聞が記事に。

町出身者が町に寄贈した大理石製の彫刻で、町は「一流の芸術作品として教育的価値がある」と説明するが、巨大な裸像を目にした町民らは「子どもが怖がる」「教育上ふさわしくない」と町議に苦情。町議会でも取り上げられ、山あいの町で論争が続いている。

像は、ミケランジェロのダビデ像やミロのビーナス像を模してイタリアの著名な彫刻家エンツォ・パスクイニ氏(故人)が制作。台座部分を除いた高さは約5メートル。同町出身の元建築会社社長、若槻一夫さん(広島市)が購入して、故郷への恩返しのために昨年4月、寄贈した。

町は「本物の芸術作品を鑑賞できる。ありがたい」と感謝。美術商や若槻さんの意向に沿いながら設置場所を決定。力強いダビデ像は、スポーツ選手が集まる三成運動公園に。愛と美の女神・ビーナス像は、子どもを見守るよう三成公園みなり遊園地に置いた。昨年8月には、若槻さんを招いてお披露目式も行った。

しかし、約5メートルの裸体。小中学生や家族連れらが訪れる場所であるため、住民らから町議に苦情が寄せられ始めた。「子どもが怖がる」「威圧感がある」「もう少しふさわしい場所に移設して」「(ダビデに)下着をはかせて」などの声があるという。

昨年9月町議会で町議の1人が問題を指摘。12月町議会では、別の町議が「教育上、ふさわしくない」「『見たくない』『気持ち悪い』という声がある」と訴えた。しかし、町は「本物の芸術品が二つもあり、素晴らしい」「専門家の意見を聞きながら場所を決めた。周辺の景観と合っており、移設は考えていない」と議論は平行線。

取材に対し、井上勝博町長は「幼い頃から一流の芸術作品に親しむことで、目を養うことができる。感性に訴えかけ、美術教育にも役立つ」と話す。

約40年前、イタリアでパスクイニ氏の指導を受けた安来市の石彫作家、清水洋一さん(63)は「イタリアやフランスでは、公園に裸体の像があり、小中学生がデッサンしている。奥出雲でも教材として役立てることができるはず」としている。



■関連画像





■関連記事


・読売:公園のダビデ像「下着をはかせて」…町民が苦情




ダビデ像 (ミケランジェロ) - Wikipedia
ミロのヴィーナス - Wikipedia

2013/02/05


2日、フランス・パリで定められていた女性のズボン着用の禁止令が廃止したと仏パリジャン紙などが伝えた。

ナジャット・バロー・ベルカセム女性権利相が1月31日、女性が男性と同じようにズボンをはきたい場合、地元の警察の許可が必要となる1800年11月17日施行の条例は「男女平等の原則にそぐわず」無効であると確認。

1892年と1909年の改正で、自転車や馬に乗るときにはズボンをはくことが認められるようになっていたが、条例自体は残っており、女性団体らが廃止を訴えていた。



■関連記事


・J-CAST:パリジェンヌのズボン着用が解禁




ナジャット・ヴァロー=ベルカセム - Google 検索

2013/02/05


5日、名古屋地裁は女性警察官への強制わいせつ罪に問われた愛知県警の警察学校付属警察自動車学校の元警部補鈴木隆則被告(56)=懲戒免職=に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

伊藤大介裁判官は判決理由で「指導を受けて信頼を寄せていた被害者に対し、抵抗が困難な職場の関係を利用した卑劣で悪質な犯行」と指摘。その上で、量刑の判断については「計画的犯行ではなく、社会的制裁も受けている。既に示談も成立している」と述べた。

判決によると、鈴木被告は昨年9月19日未明、愛知県春日井市にある自動車学校内の教場で、研修中の女性警察官の体を触るなどした。

県警は昨年11月25日、強制わいせつ容疑で鈴木被告を逮捕。同12月14日に懲戒免職処分とした。県警は判決について「既に免職にしており、あらためてコメントすることはない」としている。

県警では昨年、拳銃所持や覚せい剤使用、盗撮などの疑いで警察官が逮捕されるなど不祥事が続出した。



■関連記事


・サンスポ:愛知県警元警部補に有罪、研修中女性の体触る




わいせつ - Wikipedia

2013/02/05


世界各国のスポーツ界では暴力だけでなく、セクハラやパワハラも社会問題化している。特に欧米では子供への性的虐待などの告発が目立ち、監督やコーチが禁錮10年の刑を受けるなど厳罰化が進んでいると産経新聞が記事に。

柔道界追放

「過去にコーチからセクハラを受けた。これまで乗り越えてきた中で一番つらい試練だった」

昨年のロンドン五輪の柔道女子78キロ級で男女を通じて初の金メダルを米国にもたらしたカイラ・ハリソンさん(22)は優勝後、「選手生活の中で最もきつかったことは」と尋ねられ、長い沈黙の後そう答えた。

セクハラを受けたのは13~16歳のころだった。男性コーチの行為は次第にエスカレートし海外遠征の間も続いた。誰にも言えず、柔道をやめることや自殺も考えた。

悩んだ末に友達と母親に相談。コーチは2007年、未成年者への性的虐待で禁錮10年の有罪判決を受け、柔道界からの追放も決まった。

絶対の支配

「(13歳のとき)夜中に下着の中に手を入れられて目が覚めた」

フランスでも女子テニスの元トッププロが1980年代にセクハラ被害を受けたとしてコーチを刑事告発。昨年11月、強姦および強姦未遂の罪で禁錮8年の実刑判決が下った。

告発したのは、四大大会でも活躍したイザベル・ドモンジョさん(46)。

セクハラは13歳のときから9年間続いた。89年の全仏オープン大会期間中の夜、部屋をノックしたコーチに「もう限界。ドアを開けません」と断り、被害は終わった。

ドモンジョさんは「コーチの支配は絶対で、コーチがいないと何もできないと思わされていた」と指導現場の力関係の実態を証言。90年にフランス・テニス連盟会長に相談したが、うやむやにされたことも明かした。

フランスのスポーツ省は「日本のように(体罰など)指導が厳しすぎるという問題は少ない。力を入れているのはセクハラ対策。被害相談電話設置などのキャンペーンをしている」と説明する。

偽装を指示

「水から出ろ、デブ」。スペインでは昨年のロンドン五輪後、シンクロナイズドスイミングの選手たちが代表チームの女性監督から繰り返し暴言を受けていたと文書で告発した。「選手を不当に扱ったことはない」。監督は反論したが、解任された。

英国でも2009年、ラグビーのクラブチームが試合を有利に進めるため、選手が負傷したように装っていたことが発覚した。監督がパワハラで選手に偽装を指示していたことが明らかになり辞任。ラグビー発祥の地の英国を揺るがす不祥事となった。



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・産経:「下着の中に手」「デブ」 セクハラ、暴言…世界のスポーツ界で目立つ性的虐待




セクシャルハラスメント - Wikipedia
パワーハラスメント - Wikipedia

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